こんにちは。
家具を探しにインテリアショップを訪れたり、オンラインショップを見ていると、聞きなれない言葉が出てきたりすることがありませんか?
今日はそんな言葉の中から「突板(ツキイタ)」と「蟻組(アリグミ)」についてお話させていただきます。
まずは、「突板(ツキイタ)」。
丸太を0.2mm~0.6mmほどまで薄くスライスした木のシートを、ベニヤなどの板に張り付けたものです。
持つとこんな感じ。とても薄ーくスライスされています。
これをベニヤなどの上に貼って。。
家具になるとこんな感じ。
天然木なので木の風合いもしっかり楽しめ、無垢材の家具より価格が抑えられます。
木目が揃ってキレイなところも突板の家具の魅力。
また、無垢の家具より反りや割れが少なく軽いので、TVボードや、本棚などに使われることが多いです。
そして「蟻組(アリグミ)」。
木材の接合方法の一種で、写真のように台形の様な凸凹を組み合わせた接合です。
これを。。
この様に組むと。。
こうなります。
単純に木端と木端を付き合わせるよりも、接着面積が増え、しっかりと組むので、頑丈になります。
引き出しをひっぱる時に前板がはずれた!みたいなことが起こりにくいです。
TVボードや収納家具によく使われています。
見えないところもしっかり工夫して、作られています!
皆さまも、家具をお探しの際には、少しこういった点にも注目して見てみてくださいね。